ラソスではサッカーの技術向上はもちろんですが、サッカーを通して人としての成長をして欲しいと考えています。
そのためラソスでは、サッカーをやる一人の人間として自立して欲しいという想いから、
ラソスに通う子供たちのことを「生徒」ではなく「選手」と呼んでいます。
サッカーをするにしても日常生活においても、人とのコミュニケーション能力は必要になります。
コミュニケーションが必要なサッカーを通して、相手の気持ちや状況を理解し、
スムーズに意思疎通が出来るように指導をしています。
人とのつながりの大切さを理解することで、サポートしてくれる人への感謝や、
対戦相手への敬意などをもった選手になって欲しいと思います。
ラソスを卒業した後も続く人生を、豊かに過ごして欲しいという想いをもって、
私たちはサッカーの指導をしています。
理念
洞察力
人を思いやる心を育てる
力がすごい、足が速い、ドリブルが上手いなど、周囲より自分が勝っていることに満足して欲しくないと考えています。年少者へのアドバイスや、練習中・試合中にチームメイトをフォローをしながら、相手を思いやることの大切さを理解して欲しいと思います。自分が出来ることは相手に手を貸すことができ、自分が出来ないことは素直に教わり工夫が出来る選手になってもらいたいです。
また、対戦相手へ敬意を払うことも大切です。対戦相手への挨拶や感謝をすることはもちろん、影で悪口を言わないことはみんなが徹底しています。
ラソスに通う前は『出来ることを自慢するだけだった子が、道でケガをしていた子を助け、背負って学校まで送り届けてあげられる子になった』とご両親から話を聞いた時は誇りに思うことができました。
ポジティブ思考
ミスを認め反省し前向きに考える
ラソスではミスはまず認めることからが始まりだと考えています。ミスをした時に人のせいにしたり、物のせいにしたりするのではなく、次にどうすればミスをしなくなるか考えられる前向きな選手になって欲しいと思います。サッカーのプレイを通してミスは責められることではなく、工夫をして乗り越えることができると思ってもらえるようにしています。
チャレンジ精神
実践し、アウトプットする
選手が自分で考えたことはどんな些細なことでも大切にしています。自分で考えたことをどのように実践して、チームメイトに伝えるかをコーチと寄り沿いながらチャレンジしていきます。その場の雰囲気に流されることなく、自分の考えや信念を持って行動できるようになって欲しいです。
自主性・主体性を高める
自ら考え行動し、状況の判断ができる
自分で学んだことを自ら行動できるようにし、計画性を持って実行できるように指導をしています。ボールなど、道具の準備やグランドの状況確認をしたり、集合時間前までにウォーミングアップを行うなど、出来ることを自ら行動に移せるようにしています。ラソスに来る前は、言われてから学校の準備や宿題をしていたが、言われる前に自ら動くようになったなどの声も多くいただいております。
問題解決力
報告・連絡・相談を身につける
分からないことはそのままにせず、質問や相談をしたり、調べたりして解決できるようになって欲しいと思います。最初は質問をすることを恥ずかしがっていた子が、ミーティングの時でも手を挙げて積極的に質問をしたり、チームメイトと話し合いをしがら問題を解決したりする場面をよく見かけます。将来、社会に出たときに会議などでも積極的に自身をアピールできるようになって欲しいです。
指導指針
ルールを守る
ルールを守ることは大事である、という考え方やそれを習慣として身に付けられるように指導をしています。
ラソスでは道具やカバンを整頓して置く、使ったものは元の場所に片付ける、人に会ったら挨拶をするなどを習慣化することで、ルールを守ることの大切さやなぜ守らなければならないかを理解出来るようにします。
スキル向上
ドリブルやパスなどテクニックの向上はもちろんですが、チームのフォローやコーチングができるような選手になれるよう指導をしています。
また、スキルを向上させるためには新しいことへのチャレンジを多くする必要があります。繰り返しチャレンジをすることで挑戦する勇気や変化を楽しむことができる選手を育てています。
試合で活きる判断力の向上
サッカーは瞬時に状況を把握し、プレーの判断スピードが求められるスポーツです。
判断力を向上させるためには状況に合わせた準備や自分で考えることが重要になります。ラソスでは、選手に問いかけをしながら自ら考えるきっかけ作りをしています。
成功や失敗の繰り返しをしながら自分で答えを導きだせる選育成をしています。